1)材料

  • 自分の好みのチャンバー or スポーツマフラー
    とにかく自分の好きな形、色、名前、値段…、で選びましょう。チャンバータイプ(ちくわ型)は軽くてパワーの出る物が多いのですが、マフラータイプに比べて音が大きくなる傾向があります。最近の主流はマフラータイプです。
  • エキゾーストガスケット
    マフラーとエンジンの間のフランジ部分にはさんで使われるガスケットです。まあ、マフラーをはずす度に交換するのは環境に悪いので、マフラーを新しくした時くらいは新品に換えましょう。
  • 液体ガスケット
    古いガスケットを再使用する時や、新品ガスケットを使ったのに排気漏れがひどい場合に使います。ガスケットの両面にうすく塗ってあげましょう。あまり多く塗るとはみ出して排気の妨げになるかもしれません。

2)方法

まずはノーマルマフラーをはずしましょう。
ボディー右サイドカバーを外すと作業がしやすいです。

センタースタンド(あればですが…)を立てた状態でマフラーステー側のボルトを2本ゆるめ、そうしてからどちらか1本をはずします。

次にエンジン側のボルト2本をはずします。
マフラーが落ちないよう手で支えながらステー側の残ったボルトをはずせば完了です。
ガスケットはマフラー側かエンジン側にくっついています。

次にその逆の要領でスポーツマフラーを取りつけましょう。
説明書がある場合はそれに従ってください。

適宜液体ガスケットを使ってください。

3)終了

マフラーの交換が終わったらひとまずエンジンをかけて暖気運転をしましょう。
この時に排気漏れのチェックを行います。

OKでしたらいよいよ初走行です。
かならず近所をぶらりと一周してみてください。

どうでしたか?

たいていの場合はまともに走らなくなるはずです!
はっきりいってそのままではノーマルよりウルサイだけで遅いです…。

実はふつうスクーターの場合、マフラーを変えることでその性格が一気に変わってしまうため、駆動系のセッティングを1からやらなければなりません。

ということで、第4回の駆動系チューンが再スタートすることになります。

**補足

最近はマフラーに付属のウエイトローラーを使うだけでセッティングOKとか、ノーマルセッティングでOKなんてゆー非常に親切なメーカーもあります。

が、私の経験ではうまくセッティングの出たためしがありません…。

次はなんとハイブリット化?!

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